川﨑 加奈子
プロフィール
氏名 | 川﨑 加奈子 / KAWASAKI Kanako |
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所属 | 外国語学部国際コミュニケーション学科 |
職名 | 准教授 |
専門分野 | 日本語教育、留学生教育、落語の日本語教育への活用 |
最終学歴
- 1988年3月 津田塾大学学芸学部国際関係学科卒
- 2008年3月 放送大学大学院文化科学専攻科修士課程修了
取得学位
- 修士(学術、放送大学)2008年
所属学会
- 日本語教育学会
- 専門日本語教育学会
研究活動
- 日本語形容動詞のコロケーション分析
- 複合動詞の意味分析とコロケーション分析
- CBIに基づく学生活動型授業実践
- 落語を取り入れた日本語授業の実践と検証
- 教師の教育観再構成の縦断分析
教育活動
[教育方法・内容の工夫]
日本語教育(ことばの上達)と留学生教育(全人的な人材育成)の在り方を意識して、学生が自ら考える授業を作るよう心がけています。日本語の授業に落語を取り入れることでコミュニケーション力を上げることができるのではないかと試行錯誤中です。
[作成した教科書・教材・参考書]
・「ことばの風景(2)」鹿屋体育大学(非売品) 執筆協力、
・ブルガリア人用初級文型スキット集(非売品)
・日本語初級~長崎トピックによる例文集~(非売品)
主要研究業績
著書
- 日本語コロケーション辞典」(2012.11)姫野昌子監修 執筆協力
- 「複合動詞辞典」(近日刊行予定)姫野昌子監修 執筆協力
- 『ことばの風景(2)-日本の大学・地域・文化-』(鹿屋体育大学外国語教育センター、2008年)橋口美紀・川崎加奈子、執筆分担
主要論文
- 「ブルガリア語の過去受動分詞と日本語の対照」
鹿屋体育大学外国語教育センター研究報告『言語と文化』第5巻、p.13-28、2008年 - 「ブルガリア語の過去受動分詞と日本語の対照(序章)」
長崎外国語大学論叢 第14号、p.19-32、2010年 - 「類義語のコロケーション比較一例~「永遠」と「永久」~」
長崎大学留学生センター紀要 第19号、p.75-84、2011年 - 「震災年における「日本事情」~ニュースを使った聴解授業の報告~」
長崎大学留学生センター紀要 第20号、p.79-86、2012年 - 「学習者の協働における教師の介入-内容重視の教育でいかに言語指導を行うか-」
近藤有美・川崎加奈子(共著)、長崎外国語大学論叢 第16号、p.19-32、2012年 - 「『落語』と『グローバル人材育成』-伝える力を養う教材としての落語の可能性-」
長崎外国語大学論叢 第18号、p.41-54、2014年 - 「地方の伝統祭礼を通した総合日本語クラスの実践」
近藤有美・川崎加奈子(共著)、言語教育実践イマ×ココ 第3巻、p.74-82、2015年 - 「留学生を情報弱者たらしめるものの実態」
近藤有美・川崎加奈子(共著)、言語文化教育研究 第13巻、p.118-134、2015年 - 「外国人留学生による『防災マニュアル』づくり‐防災時助力育成のための教育実践」
近藤有美・川崎加奈子(共著)、日本学生支援機構ウエブマガジン『留学交流』、2016年7月号
学会発表
- 本物の発信者を目指した活動授業の実践(口頭発表)2011年度日本語教育学会春季大会(於:東京国際大学)、共同発表:近藤有美・川崎加奈子
- ニュースを使った日本語教育の再考~中上級学習者への授業報告~(口頭発表)2011年度日本語教育学会九州沖縄研究集会 九州沖縄地区(於:立命館アジア太平洋大学)
- 活動型授業における教師の介入 -内容重視の教育でいかに言語指導を行うか-(ラウンドテーブル)2012年度日本語教育学会研究集会 九州沖縄地区(於:熊本学園大学)、共同発表:川崎加奈子・近藤有美
※発題後のテーブル討議のまとめはここちら - 『”大学の日本語教育の内容を問う” 戦争を「内容」として -日本国内の大学(留学生対象)での実践報告-』(パネル発表)2012年日本語教育学会日本語教育国際大会(於:名古屋大学)、小山悟・森岡明美・近藤有美・川崎加奈子
- 『留学生の自助力育成を目指した実践 -「防災マニュアルづくり」の過程で見えた自助力育成の可能性と課題-』 (口頭発表)2013年度日本語教育学会春季大会(於:立教大学)、共同発表:近藤有美・川崎加奈子
- 『日本語学習アプリケーションの使用実態に関する調査研究(1)』(ポスター発表)2013年度日本語教育学会研究集会 九州沖縄地区(於:長崎外国語大学)、共同発表:桑戸孝子・夛田美由紀・岩下真澄・川崎加奈子・松本一見
- 『落語はグローバル人材育成時代の大学の日本語教育の教材たり得るか-中級会話の授業デザインに向けて-』(口頭発表)2014年度日本語教育学会研究集会 九州沖縄地区(於:鹿児島大学)
- 『落語を使った日本語授業の失敗と手ごたえ―「寿限無」でできること―』(ポスター発表)
2016年度日本語教育学会九州沖縄研究集会(於:佐賀大学) - 『実践の協働的振り返りを問い直す―葛藤と痛みを通した内省的実践家への道』(対話型セッション)
2016年度実践研究フォーラム(於:東京外国語大学)、共同発表:近藤有美・小畑美奈恵・小山悟・戸上理恵子・川崎加奈子 - 『主教材変更という外的要因の変化をどう受け止めたか-各教師の語りからみえた揺らぎ』(口頭発表)2018年日本語教育国際研究大会第22回AJEヨーロッパ日本語教育シンポジウム(於:イタリア・ヴェネツィア カ・フォスカリ大学)共同発表:夛田美有紀・近藤有美・川崎加奈子
※2018年8月≪発表予定≫
社会活動
- 三遊亭圓窓「高座本」(私家版)第1号~第368号監修校正