留学のホンネ(教員 × 在学生対談)

 


例え、不安があったとしても、充実したサポート体制で安心して留学できる。

佐野 みなさん、留学、お疲れさまでした。今日は、留学を経験した3名に「留学のホンネ」 を伺います。まずは、留学前や留学中に感じた不安、心配事はありましたか?

小宮 先輩たちがコロナ禍で留学に行けなかったので、先輩たちから情報を聞くことができず不安でした。友達できるかな?授業についていけるかな?という心配は大きかったですね。だけど留学中もアドバイザーの先生にメールをしたり、ZOOMで悩みを相談できたので、とても心強かったです。

浦松 私はフランスに留学をしたのですが、英語で話すとまともに取り合ってもらえないこともあり、お金をおろすのも大変でした。そのため日常生活の会話のやりとりを友達と何度も練習しました。また、治安が悪いエリアもあると聞いていたので、財布を盗られないようにチェーンを買ったり、財布を3つに分けたりしました。きちんと対策をして、心構えをしておけば大丈夫だということを学びました。

城田 私が留学した大学は、先輩たちが留学した前例がなく、まったく情報ゼロの状態でした。だけど、私はそんな状況を楽しめるタイプ。この状況をチャンスに変えてやる!くらいの気持ちで挑みました。困難な状況が絶対に自分のプラスになると思ったし、結果、思いがけない出会いや出来事に恵まれました。一歩踏み出すことは大事ですね。

留学を経験し、勉強へのモチベーションが一段とアップした。

佐野 帰国してみて、それぞれ自分自身の成長や変化を感じることはありますか?

城田 留学中は、いろんな国から来ている留学生をまとめる役割を担当していました。言葉が通じなかったり言うことを聞いてくれなかったりという状況に苦労しましたが、みんなとコミュニケーションをしっかりとり、少しずつ信頼を築き、最後は留学生をまとめることができました。どんなときも自分を理解してくれる人は必ずいるということを知りました。

小宮 コミュニケーション力が格段に上がったと思います。授業では、グループディスカッションをする機会がとても多くありました。最初は戸惑いもあり、うまく話すことができませんでしたが、次第に意見をしっかりと言う習慣が身につき、クラスメイトといろんな話ができるようになりました。今、英語で話すことや学ぶことを心から楽しいと思っています。

浦松 元々私は、何かを長く続けることが苦手で、すぐに別のものに興味を移してしまいがちな性格でした。しかし、留学を経験して、コツコツと勉強することの大切さを実感しました。あらためて留学という環境に身を置くことで、やる気や目標が見つかり、勉強への意欲を上げることができました。

勉強と思うと難しく感じるけど、コミュニケーションだと思えば楽しい。

佐野 みなさん、それぞれ成長を感じる留学が経験できたんですね。最後に、留学を経験したみなさんから、留学に興味がある高校生にメッセージをお願いします。

浦松 私は昔挑戦することが怖くて、逃げていました。しかし、留学を経験した今、失敗がなければ、成功もないと思っています。何かを得たいなら、失敗を経験しなければ、何も手に入りません。長崎外大は、そんな挑戦を続けられる環境がある場所です。

城田 外国語を学ぶうえで大切なことは、うまく喋れなくても楽しむことです。勉強と思うと難しく感じるかも知れませんが、コミュニケーションだから楽しんだほうが絶対に上達します。不安があるのは当たり前なので、それを楽しめる気持ちが大事だと思います。笑顔でニコニコしながら話すとうまくいきます!

小宮 留学するからには、語学力が完璧じゃないといけない、と思っていました。そんな想いが強かったので、グループディスカッションでは何も話せずにいました。クラスメイトから「なんで話さないの?」と聞かれ、これではいけないと思い、積極的に話すことを心がけました。留学は語学力向上だけではなく自分自身が大きく成長できるチャンスです。大学からの手厚いサポートもあるのでぜひ挑戦してほしいですね。


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