教育理念、教育研究上の目的および人材育成の目的
長崎外国語大学学則は、第1章で教育理念・目的を次のように定めている。第1条 本学は、教育基本法に則り学校教育法の定める大学として、キリスト教精神に基づき、外国語と国際文化に関する知識を教授研究し、国際的な視野と円満な人格の涵養を図り、もって地域並びに人類社会の幸福と発展に寄与しうる人材を育成することを目的とする。第2条 本学において教授研究する学問及び研究の基礎として、キリスト教に関する授業を設け、また宗教的礼拝を行う。
このような大学の目的を達成するために、本学外国語学部及び現代英語学科、国際コミュニケーション学科は以下の通り教育研究上の目的及び人材育成の目的を定める。
- 外国語学部は、柔軟な思考力と異文化に対する感性を磨き、国際的な教養と外国語の実践的な運用能力を身につけることによって、地球市民として地域並びに国際社会の諸課題に主体的に取り組むことができる人材の育成を目的とする。
- 現代英語学科は、実践的な英語運用能力の練磨とグローバリズム世界における文化的・経済的な多様な可能性や意義を探求することを通して、豊かな教養と専門性を身につけ、地球市民として地域並びに国際社会の諸課題に主体的に取り組むことができる人材の育成を目的とする。
- 国際コミュニケーション学科は、ドイツ、フランスを中心とするヨーロッパ・EU文化圏、中国、韓国、日本を中心とするアジア文化圏の言語・社会・文化を学び、多文化共生の多様な可能性や意義を探求することを通して、豊かな教養と専門性を身につけ、地球市民として地域並びに国際社会の諸課題に主体的に取り組むことができる人材の育成を目的とする。
現代英語学科の教育目標
21世紀世界の最も大きな潮流の一つは「グローバリズム」であり、世界経済においては国境は意味を失いつつある。この潮流の根幹をなすコミュニケーション手段は「国際語としての英語」であると捉え、「現代英語学科」はそこに照準を合わせ、高度な実践的英語力の練磨とグローバリズム世界における文化的・経済的な可能性や意義を探求し、よって広く国際社会で活躍できる人材を育成することを目的としている。この目的を達成するために以下の目標を掲げる。
- 国際語としての英語コミュニケーション力の養成
英語コミュニケーションのための基礎能力(読む、書く、聞く、話す)を習得・統合し、実社会で目的に応じて駆使することができる。 - 多文化・国際理解
英語圏の国々のみならず、諸外国の多様な文化や社会について理解を深める。 - 実践的専門知識の修得
「国際ビジネス」「航空/観光ホスピタリティ」「通訳・翻訳」「英語専門職」の分野の専門知識とスキルを修得する。 - 「人間力」の充実
「プロジェクト」科目、「インターンシップ」科目、「留学」を通じて、それまでに獲得した知識やスキルを統合し、活用することによって、コミュニケーション力、問題解決力、実践力、チームワーク、リーダーシップなど現代社会において必要とされる能力を涵養する。
国際コミュニケーション学科の教育目標
21世紀世界の最も大きないま一つの潮流は、グローバリズムに対するローカリズム(個別地域主義)、あるいはリージョナリズム(複合地域圏主義)である。「国際コミュニケーション学科」は、言語・民族・宗教・社会体制を異にする国々や人々が文化的・政治的摩擦の障壁を超えて、どのようにして共存共栄を図るかという「多文化共生」に照準を合わせ、ドイツ、フランスを中心とするヨーロッパ・EU文化圏、中国、韓国を中心とするアジア文化圏の言語・社会・文化を学び、さらに日本語を学ぶ留学生と共同して、多文化共生の多様な可能性や意義を探求し、よって広く国際社会で活躍できる人材を育成することを目的としている。この目的を達成するために以下の目標を掲げる。
- 外国語コミュニケーション力の養成
ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、日本語(留学生)の基礎能力(読む、書く、聞く、話す)を習得・統合し、実社会で目的に応じて駆使することができる。 - 多文化・国際理解
ヨーロッパ、アジア、日本の歴史、文化、社会を学び、多文化共生の多様な可能性や意義について理解を深める。 - 「人間力」の充実
「プロジェクト」科目、「インターンシップ」科目、「留学」を通じて、それまでに獲得した知識やスキルを統合し、活用することによって、コミュニケーション力、問題解決力、実践力、チームワーク、リーダーシップなど現代社会において必要とされる能力を涵養する。
- ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
- カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
- アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
- アセスメント・プラン(学修成果・教育成果の把握と評価に関する方針)