村上 浩明

プロフィール

氏名 村上 浩明 / MURAKAMI Hiroaki
所属 外国語学部国際コミュニケーション学科
職名 准教授
専門分野 ドイツ近代文学

最終学歴

  • 2002年3月 九州大学文学部卒業(独文学専攻)
  • 2005年3月 九州大学大学院人文科学府修士課程修了(独文学専攻)
  • 2010年3月 九州大学大学院人文科学府博士後期課程満期退学(独文学専攻)

取得学位

  • 修士(文学、九州大学)2005年

所属学会

  • 日本独文学会
  • 日本独文学会西日本支部
  • 九州大学独文学会
  • オーストリア文学会

研究活動

近代のドイツ文学、とりわけプラハ生まれのドイツ語作家フランツ・カフカ(1883-1924)について研究しています。現在はカフカ文学に頻出する「戦い」のモチーフを手掛かりに作品を読み解き、カフカの生とその文学との密接な関係を解明することに主眼を置いています。

教育活動

[教育方法・内容の工夫]
語学は頭で規則を覚えるだけでなく、実際に使ってみることがとても重要です。教員が延々と話し続ける一方通行の授業にならないよう、例えばパートナー練習等を取り入れて学生にできるだけ多く発言する機会を与えています。また、自作のプリントに書き込ませながらなるべく学生自身の手で文法規則を発見させることで、文法知識が記憶に残りやすくなるよう工夫しています。

主要研究業績

主要論文
  • 『巣穴』――創作の原動力としての「敵」――、上江憲治/野口広明編『カフカ後期作品論集』377-395頁、同学社、2016年。
  • 『流刑地にて』――戦う二人――、古川昌文/西嶋義憲編『カフカ中期作品論集』2-25頁、同学社、2011年。
  • 『ジャッカルとアラビア人』――自立の試み、古川昌文/西嶋義憲編『カフカ中期作品論集』194-210頁、同学社、2011年。
  • 二人の助手アルトゥーアとイェレミーアス――フランツ・カフカの『城』における「道化的なもの」――、日本独文学会西日本支部編「西日本ドイツ文学」第20号、99-109頁、2008年。
  • Der fingierte Kampf in Franz Kafkas Roman Das Schloß、九州大学独文学会編「九州ドイツ文学」第19号、59-75頁、2005年。
学会報告
  • カフカと第一次世界大戦、日本独文学会西日本支部 第69回研究発表会(山口大学)、2017年11月25日。
  • フランツ・カフカ『判決』における「戦い」、九州大学独文学会 第28回研究発表会(九州大学)、2014年4月26日。
  • フランツ・カフカ『巣穴』――創作の原動力としての「敵」――、九州大学独文学会 第27回研究発表会(九州大学)、2013年4月27日。
  • 毒虫の戦い――フランツ・カフカ『父への手紙』――、日本独文学会西日本支部 第64回研究発表会(福岡大学)、2012年12月1日。
  • カフカ『ジャッカルとアラビア人』――自立の試み――、日本独文学会西日本支部 第61回研究発表会(琉球大学)、2009年12月5日。
  • Franz Kafkas Das Schloß in der Verfilmung von Michael Haneke(明治大学教授Susanne Schermann氏と共同のブース発表)、日本独文学会 秋季研究発表会(名古屋市立大学)、2009年10月17日。
  • カフカの『歌姫ヨゼフィーネ、あるいは鼠族』における「戦い」の諸相、日本独文学会西日本支部 第60回研究発表会(北九州市立大学)、2008年11月30日。
  • 二人の助手アルトゥーアとイェレミーアス――フランツ・カフカの『城』における「道化的なもの」――、日本独文学会西日本支部 第59回研究発表会(山口大学)2007年12月9日。
  • Franz Kafka „Das Schloß“: K.s Ambivalenz zwischen Feind und Freund、第49回ドイツ文化ゼミナール(アートランドホテル蓼科)、2007年3月22日。
  • カフカの『城』における戦いについて、九州大学独文学会 第19回研究発表会(九州大学)、2005年4月16日。

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