在学生向け

自己管理の下で感染症対策を徹底し、キャンパスライフを取り戻しましょう

2022.05.23

学生のみなさん

新型コロナウイルスの学内感染を発生させないため、部活・サークル活動の禁止や不要不急の県境をまたぐ移動の自粛要請等、学生のみなさんにはさまざまな制限への協力をしていただいています。学生の自由な行動を制限することを心苦しく思いますが、みなさんのご協力のおかげで、本学でクラスターは1度も発生しておらず、対面授業を継続できていることを誇りに思います。
さて、新型コロナウイルス感染症の拡大状況は依然高止まりを続け、4月以降に限っても長崎県内は一日平均400名以上の感染者を数えます。現在主流のオミクロン株は、感染力が非常に強い一方で、ワクチンの効果も相まって重症化率は低い傾向にあるとも言われており、「無症状だった」「風邪みたいな症状だった」等、周辺で感染した人の話を聞いて、「自分が感染しても大したことにはならないだろう」などと(特に健康に自信のある人、考えが甘い人ほど)思ってしまうかもしれません。
しかしながら「感染力が強い」という特徴は侮ってはいけません。もしもあなたが感染し、無症状だったとしても、あなたの身の回りにいる基礎疾患のある人や高齢者等にあなたから感染させた場合、それは他の病気を併発するトリガーとなり得、大切な人の命を奪うことにつながりかねないからです。

まずは、新型コロナウイルス感染症への対策を『継続』する必要があることを理解してください。

この理解を大前提として、学年や国籍を超えた学生間の活発な活動を再開するために、部活・サークル活動等課外活動を解禁することにいたします。
新学期が始まって約2カ月が経過し、国の水際対策等により来日できていなかった外国人留学生も一部の国、地域から入国が叶いました。長崎外国語大学らしい多文化・多言語キャンパスに戻ろうとしています。新入生も大学生活にソフトランディングできつつあり、国や県も経済活動を活性化させ、さまざまな規制を緩和する流れになってきています。
この「Withコロナ」の流れはこれから本流になっていくでしょう。しかし、規制が緩和されるということは、同時に厳格な自己管理が求められるということです。
学生が自由に活動できる環境を維持するために、学生一人ひとりが「感染しない」「感染させない」という自覚を持ち、自己管理の下で感染症対策を徹底し、長崎外国語大学の学生らしいキャンパスライフを取り戻していきましょう。

2022年5月23日__
学長 姫野順一


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