新上五島町で英語イマージョンデイキャンプを行いました
2021.11.11
10月30日(土)、長崎県新上五島町において、英語イマージョンデイキャンプを実施しました。
本事業は、本学・新上五島町・(株)十八親和銀行が2018年に締結した産学官三者包括連携協定に基づき、同町立若松中央小学校の児童の皆さんを対象に実施しました。また、本学が参画する九州西部地域大学・短期大学連合産学官連携プラットフォームの事業としても実施され、当日は鎮西学院大学・長崎総合科学大学の先生方のご協力もいただきました。
イマージョン(immersion)とは、日本語で「浸すこと」という意味を持ち、このことから「没入法」という教育手法の一種を表します。「英語イマージョンデイキャンプ」とは、その名の通り、子どもたちに英語漬けになってもらうというもので、時間中のコミュニケーションは全て英語で行ってもらいます。コロナ禍により地域の国際交流が一部停滞を余儀なくされるなか、本事業の実施により子どもたちの英語への抵抗感を軽減させるとともに、外国語の意思疎通の成功体験を積むことによって自己肯定感・積極性の涵養を図ります。
当日は、児童生徒等24名の参加があり、本学を含む大学の外国人教員や本学の教職課程を履修する学生4名とともに、「ハロウィンの文化理解」をテーマとした各種のアクティビティを行いました。
【アクティビティの例】
- アイスブレイク:「Make a line.(一列になって)」、「Make a circle.(輪になって)」等の指示の通りにみんなで体を動かす
- ハロウィンの風俗・文化についての英語での説明:英語理解を促進するため適宜カード等を使用
- 英語での自己紹介:「My name is…」「Do you like…?」といったフレーズを、風船バレーボールをしながら発声する
- 英語で指示されたカードを、ゴム製マジックハンドを用いて素早く取るゲーム
- クイックドロー:ハロウィンのキャラクターが描かれたカード1枚を一斉に出し、自分が出したカードの図柄を英語で早く言うのを競うゲーム
デイキャンプは午前10時から始まり、昼食を挟んで午後2時30分まで行われましたが、参加者の皆さんは集中力を切らすことなく、英語を用いた外国人との触れ合いに積極的に取り組んでくれました。
最後はハロウィンの習俗にちなみ、「Trick or Treat!(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)」を行い、子どもたちにお土産のお菓子が配布され。成功裏にプログラムを終了することができました。
ご協力いただきました新上五島町、同町立若松中央小学校の皆様方をはじめ関係各位に厚く御礼申し上げます。
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