山川 欣也

プロフィール

氏名 山川 欣也  / YAMAKAWA Kinya
所属 外国語学部現代英語学科
職名 教授
専門分野 アメリカ社会文化研究

最終学歴

  • 1981年3月 富山大学人文学部人文学科(比較文化)卒
  • 1982年3月 富山大学人文学部文学専攻科(比較文化)修了
  • 1986年3月 広島大学大学院地域研究研究科地域研究(アメリカ)専攻修士課程修了

取得学位

  • 国際学修士(広島大学)1986年

所属学会

  • 中・四国アメリカ学会
  • アメリカ史学会
  • 日本西洋史学会
  • 日本ポピュラー音楽学会
  • Organization of American Historians

研究活動

研究を収束させ深化していかねばならないのに、関心のありようは拡散の一途を辿っています。
最近の研究の対象と活動は以下の三本柱です。

(1)知っているようで知らない「アメリカ」について、その総合的な知識、理解、教養の力をはかる検定試験を作成・実施するための、第一段階として地理的・歴史的な観点からの研究。さらに段階的に広げて、この分野における大学卒業時の客観的な理解力判定に役立てたいと考えている。

(2)ポピュラー音楽や広告、映画などに表象されるさまざまな社会的通念を、特にジェンダー的視角から読み解く研究。まずはわれわれの社会に潜むジェンダー観念の制度的再帰性システムと構造を研究し、その上でシステム溶解への作業工程を考える。
(3)1950年代東西冷戦体制下の普遍的なアメリカ生活様式における、偏狭的なアメリカ社会文化の実態を解明する研究を、いまは表象文化論の枠組みにおいて行っている。

教育活動

[教育方法・内容の工夫]
多くの授業科目において、図などの視覚教材が入れ込めるパワーポイントを使用している。担当授業の性格上、視聴覚教材を使用する頻度は高い。
学内LANのe-Learningを利用して、授業で使用する教材をアップしたり、授業外の小テストを行ったりした。
講義科目であっても、可能な範囲で、自覚と理解を促すために履修者の発言を求めるようにしている。

[作成した教科書・教材・参考書]
学内LANのe-LearningソフトWeb-exerciseを利用して、授業と連動した学生の授業外自主学習用選択肢問題および課題問題を作成、また授業で使用する自主教材ファイル(講義ノートや資料など)を事前・事後にWeb上にアップするなどして利用に供している。

主要研究業績

主要論文
  • 「大学の「アメリカ史」授業における歴史用語について - ヒストリー・リテラシーにむけて - 」、『論叢』12(2008)、 207-222頁。
  • 「歌謡曲のジェンダー - 「わたし」の不在が意味すること - 」、『論叢』13(2009)、 217-231頁。
  • 「『何の用があるんだ?』とソーウォルドは言った。 - ヒッチコックのアメリカ 『裏窓』(1954)(1) - 」、『論叢』14(2010)、 251-270頁。
  • 「『何の用があるんだ?』とソーウォルドは言った。 - ヒッチコックのアメリカ 『裏窓』(1954)(2) - 」、『論叢』15(2011)、 233-254頁。
  • 「『何の用があるんだ?』とソーウォルドは言った。 - ヒッチコックのアメリカ 『裏窓』(1954)(3) - 」、『論叢』16(2012)、 237-258頁。

社会活動

  • ながさき県民大学運営委員会委員(2007年7月1日~2009年6月31日)

関連のあるお知らせ

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