5年以上の社会人としての経験(主婦などを含む)を有する人を対象とする入試制度です。60歳以上の方や本学のプロジェクト科目などに積極的に参加してくれる方など、基準を満たした合格者には授業料を免除します。
出願資格
2025年3月31日現在23歳以上で、5年以上の社会人経験(主婦などを含む)があり、次の各号のいずれかに該当する人
- 高等学校または中等教育学校を卒業した人。
- 通常の課程による12年間の学校教育を修了した人。
- 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した人と同等の学力があると認められる人、および2025年3月31日までにこれに該当する見込みの人。
- 本学における個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した人と同等以上の学力があると認められた人。
※ 4.による出願を希望する人は、原則として2024年12月22日までに本学において個別の入学資格認定を受ける必要があります。詳細は入試広報課(095-840-2022)までお問合せください。
《注》定時制、夜間、通信制以外の学校の在学期間は社会人の経験期間に含みません。
授業料全額免除 対象者
※ 4年間で248万円が免除されます(1・2年次は各61万円、3・4年次は各63万円)
上記、出願資格を有する人のうち、次の(ア)(イ)のいずれかの条件に該当する人。
(ア)2025年3月31日現在、60歳以上の人で、生涯学習に強い意欲のある人。
(イ)プロジェクト科目などの体験型授業や、大学が行う様々な事業の必要に応じて、ご自身の経験を生かしたアドバイスをするなど、貢献ができる人(どのような貢献が可能か、社会人特別入試エントリーシートの提出が必要です)。
※プロジェクト科目とは、通常の授業とは異なり、学生が主体となって特定の課題に取り組み、グループ活動やフィールドワークを通じて、社会の仕組みや現実を実践の場で学び、その成果を発表するものです。(例:「地域社会多言語化プロジェクト」「子ども食堂もぐらサポートプロジェクト」など)
授業料半額免除 対象者
※ 4年間で124万円が免除されます(1・2年次は各30.5万円、3・4年次は各31.5万円)
上記、出願資格を有する人で、(ア)(イ)のいずれにも該当しない人。
選抜方法
小論文、面接の成績および志望理由書、調査書(または成績証明書)などの書類を参考にして総合的に合否を判定します。志望理由書など本人が記載する資料は本学の入学者受入れ方針に照らしあわせ、本学の教育方針に適合しているかを判断するために活用します。また、大学入学後の指導に役立てるために活用します。語学関係の資格・成績(日本英語検定協会実用英語技能検定、GTEC、全国商業高等学校協会英語検定、TOEIC、TOEFLなど)も参考資料とします。
選抜方法 | 配点 | 時間 |
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小論文(800~1200字) | 50点 | 120分 |
面接 | 50点 | 30分程度 |
入試日程
A日程
出願期間 | 2025年1月6日(月)~ 1月22日(水) (締切日消印有効) ※窓口の受付時間は月~金曜日の午前9時~午後5時です(祝祭日を除く)。 |
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試験日 | 2月2日(日) |
合格発表 | 2月12日(水) 10時 |
入学手続期間 | 2月12日(水)~ 3月14日(金) |
B日程
出願期間 | 2025年2月13日(木)~ 2月25日(火) (締切日消印有効) ※窓口の受付時間は月~金曜日の午前9時~午後5時です(祝祭日を除く)。 |
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試験日 | 3月5日(水) |
合格発表 | 3月11日(火) 10時 |
入学手続期間 | 3月11日(火)~ 3月24日(月) |
試験時間
受付時間 | 9:20~9:40 |
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ガイダンス | 9:50~9:55 |
小論文 | 10:00~12:00 |
面接 | 12:10~ |
試験会場
試験地 | 試験会場 | 所在地 | 電話番号 |
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長崎 | 本学 | 長崎市横尾3-15-1 | 095-840-2022 |
社会人特別入試のQ&A
社会人特別入試で入学した場合も留学できますか?
A1. できます。社会人特別入試での入学者も、留学制度などは一般の学生と全く同じです。
Q2.専業主婦で会社勤めなどをしたことがありません。他の出願資格は満たしているのですが、社会人特別入試に出願できますか?
A2. できます。専業主婦としての経験も社会人経験とみなしています。
Q3.社会人特別入試で合格した場合、授業料を免除してもらうためには具体的に何をすればよいのですか?
A3. まず、60歳以上であれば無条件に授業料の100%が免除されます。59歳以下の方は合格の時点で授業料の50%が免除され、さらに、プロジェクト科目に取り組む学生達へのアドバイスやスチューデントアドバイザーなど、大学の必要に応じて、若い世代の学生たちに、自らの培ってきた経験を生かしたサポートが可能と面接で判断されると、授業料が100%免除されます。入学後の面談で、具体的な貢献内容を決定します。
60歳以上の方も未満の方でも、若い世代に迎合するのではなく、歴史の語り部のように生きざまを伝え、時に若い世代から学ぶ。本学は、社会人経験者と若い世代が共に学び、共に刺激し合うことで初めて生まれる教育的効果を期待しています。
Q4. 社会人特別入試で授業料全額免除の場合、4年間学費はかからないのですか?
A4. 授業料は全額免除になりますが、授業料以外の入学金、施設設備費、委託徴収金預かり金は必要です。2025年度入学者学費等納入金をご覧ください。
Q5. 好きな科目だけを勉強したいのですが、社会人特別入試で受験したほうがよいのですか?
A5. 社会人特別入試で合格し、入学した場合は他の学生と卒業要件は同じです。したがって好きな科目だけという訳にはいきません。希望する科目だけを履修したい場合は、「科目等履修制度」のご利用をお薦めします。
Q6. 過去に短大を卒業しています。社会人特別入試で編入学できますか?
A6. 社会人特別入試は1年次入学です。編入学はできません。ただし、短大時代に取得した単位が一部認められる場合があります。該当した方は、空いた時間に他の言語や科目を履修する方が多いです。
長期履修制度について
通常の期間(4年間)での修学が困難な事情にある次のいずれかに該当する人に、修業年限を超えて計画的な履修を認める制度です。(最長8年間)
(1)職業を有し、就業している人。
(2)家事、育児、介護などに従事している人。
(3)その他、相当の事由があると認められる人。
詳しくは、入試広報課までお問合わせください。