
ドイツ留学編(留学先:IIKデュッセルドルフ、期間:半年)
RENTARO TAHIRA
国際コミュニケーション学科
ドイツ語専修 2022年3月卒業
長崎県 クラーク記念国際高等学校出身
【今一番力を入れていることは?】大学院に進学するために知識を増やし、ドイツ語の論文を読めるよう日々勉強に励んでいます。
ドイツ留学編(留学先:IIKデュッセルドルフ、期間:半年)
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Q.1ドイツでの授業の様子を教えてください。
毎日ドイツ語漬けの日々でした。文法の授業では曖昧だった文法知識をより確実なものにでき、会話の授業では積極的に発言して習ったことを定着させることができました。授業では頻繁にグループワークが行われ、様々な国や地域から来た学生と共に活動していたため、他国の文化や価値観に触れることができ有意義でした。授業は非常に難しくついていくのがやっとでしたが、授業後も質問に丁寧に対応してくれたため、乗り切ることができました。
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Q.2休日はどのように過ごしていましたか。
デュッセルドルフから1時間と近く、定期券の範囲内でもあったので、休日はよくオランダまで旅行をしていました。私は趣味が釣りなのですが、ドイツでは釣りをするのに試験を受けて免許を取る必要があったため、試験を受けなくても釣りができるオランダでよく釣りをしました。また、留学先が主催する週末日帰り旅行に参加してルクセンブルクにも行き、現地でできた友達とドイツ料理店やバーなどに行って交流を深めました。一番美味しかった食べ物は、お正月にベルリンの友達の家でウズベキスタン出身のお父さんが振る舞ってくれた「プロフ」という米料理です。ドイツは移民が多いため、様々な国の料理が楽しめました。写真はオーストリアに旅行した時、ウィーンで食べたピザです。一人前のサイズだったので驚きました。
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Q.3ドイツ人の友達はできましたか。
私は街中で開催されている言語交換イベントに参加してドイツ語話者の友人と出会いました。また、SNSで知り合った日本語学習者のドイツ人とも親しくなりました。言葉、環境、気候、食べ物、全てにおいてカルチャーショックでしたが、特にコミュニケーションの仕方は大きなカルチャーショックを受けました。ドイツでは基本的に自分の考えを主張する傾向があり、最初の頃は自分の意見を言うことができずに苦労しました。また、お店での接客時の対応が日本と違い、極端に丁寧でもなく、ほどよい接客で快適でした。
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Q.4留学によってどのように成長しましたか。
留学して成長したことは、大抵のトラブルには落ち着いて対応できるようになったことです。電車を乗り間違えて1日数本しか通っていない駅に着いてしまったり、ホームステイ先のヒーターが故障し真冬の寒さを布団1枚で1ヶ月間しのいだり、駅の券売機でお釣りを盗まれそうになったり、新型コロナウイルスの影響での緊急帰国、その帰国時に不法滞在を疑われて引き止められたりなど、普段日本で生活していると絶対に遭遇することがないような出来事が毎日のように起こりました。最初はパニックになっていたものの、トラブルのたびに対応を迫られるため、段々と落ち着いて行動することができるようになりました。