現在、開催中の「午前十時の映画祭」の白眉ともいえる、
この映画が上映されるだけでも、この映画祭は賞賛され得る、
というのが、映画祭参加者の衆目の一致するところではないか。
いつの間にか、知る人ぞ知る「カルト」的な映画の代表的な一本として、
スクリーンでの上映が待ち望まれていたことは間違いない。
この映画祭のサイトの書き込みも本映画がダントツに多いことからもうかがえる。
上映されたときには映画館が閑古鳥で、上映が打ち切りになり、
その後、カルト的な人気が集まりだす映画はいつの時代にもあるもので、
リュック・ベッソンの素潜り映画『グラン・ブルー』しかり、
宮崎駿『ルパン三世 カリオストロの城』にしても、
同時上映のもう一本でしかなかったし、そういうことでは、
押井守『うる星やつら2』もそうだった。
それが今では、アニメ史上に欠くことのできない作品になっている。
ところで、矛盾やずれを生みやすい時間ワープものは、
考え始めると堂々めぐりできりがなくなるものです。
これはあまり考えずに、「永遠の愛」とやらを見届ければいいのではないかと。
二人の時間をとりもつベルマンのアーサーがボールを持っているのは、
この二人と時間のどうどうめぐりと果てしなさを象徴しているようだ。
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