久方ぶりに観ました。
SFXの大作を観慣れた観客からすれば、とてつもなく贅沢な作品と言わねばなりません。
単に時間とお金をかけたということだけではなく、
映画作品全体に流れるその悠揚たる気高いリズムであったり、
スクリーンいっぱいに映し出される砂漠だったり、大地だったり、空だったり、
「画」自体が何ものにも替え難い力強さを持っているからです。
足跡一つついていない広大な砂漠をゆくラクダや、
スクリーンにポツン、ポツンとついたシミのようにしか見えないロレンス率いる部隊、
はじめて民族衣装のガラビアを着て有頂天になり、砂漠の中で踊るロレンス。
で、
映画はといえば、オスマントルコ帝国崩壊後のアラブ地域の覇権をめぐる、
たくましいアラブと狡猾なイギリスの間で、少なくとも志しを現実にしようともがいた
1人のイギリス人を描いている。
「誓い」(Gallipoli) 1981 <dir.: Peter Weir>
オスマントルコ帝国をめぐる、イギリスによるもう一つの愚かな作戦を描いた悲劇。
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