授業で『裏窓』を取り上げた関係で、
ここしばらくはヒッチコックの作品を集中的に観てみました。
ずいぶん前に、彼の作品のリヴァイヴァル上映がなされたときに、
いくつか作品を観る機会がありましたが、それ以来かもしれません。
集中的に観た中から、有名とは言えない『私は告白する』を。
彼は作りたい映画、観て欲しい映画を撮ったと言われていますし、
そうだったことはほぼ間違いないと考えられます。
そうしたことから、彼と同じようにハリウッドにやって来て映画を撮った
他の監督たちとは異なり、娯楽に徹し、政治的なスタンスは皆無だったと
とらえられてきましたが、果たしてそうだったのだろうかと疑問はつのる。
この作品などは、いわゆる"naming names"がテーマなのでは・・と。
これを包みつつ、普遍的な告解を前面に出しながら、
1953年のアメリカ社会を映し出しているように思えてならない。
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