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学生へのメッセージ

大学四年間で身につけなければならないことが三つあると思います。
 
(1)自分で勉強できるようになる
(2)自分で考えることができるようになる
(3)自分で判断できるようになる
 
中学や、あるいは高校までは、先生はあらゆることを教えてくれる、答えを言ってくれる存在であったかもしれません。そして、あなたたちは生徒と呼ばれていました。
しかし、あなたたちは、大学では自ら学ぶ学生と呼ばれなければなりません。
大学の先生と呼ばれる人たちは、便宜上教壇側に立っているだけであって、そのことが何かを意味しているものではなく、また高校までとは異なり、答えを教えてくれるわけでもなく、ただ一緒に考えてくれる存在でしかありません。
というのも、大学の先生は、あなた方と同じ大学生の時に、問題を抱え、その答えを見つけようとして、いまだに見つからずに、大学に残っている学生にしかすぎないからです。
この点において、大学の先生と学生は、教壇を挟んでいるとはいえ、同じ学生なのです。
 
大学は根本的には「哲学する」場所です。つまり、何かを「考える」場所です。
それも、可能であれば、どうでもいいことを「考える」ところです。
このどうでもいいことを、四年間も、誰にも揶揄されることなく思う存分行えるのが大学です。
人生の中でこんな時間は、小学校に上がる前の幼児期か、十分な貯えを持った老後期ぐらいです。
こうして「考える」ことが、また何かを形成してくれるのです。
 
上記の三つを身につけ、四年間を終えることができれば、何に左右されることなく、自分の足で、しっかり大地を踏んで歩くことができるようになっているはずです。

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