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教員情報

プロフィール
  • 氏名 
    坂本 彩希絵  / SAKAMOTO Sakie
  • 所属
    外国語学部国際コミュニケーション学科
  • 職名
    講師
  • 生年月
    1982年11月
  • E-mail
    ssakamotomail
  • 専門分野
    ドイツ学(近代文学)
自己紹介

  ドイツ学を専攻し、主として近代文学に関心を抱いています。これまで、20世紀を代表する作家トーマス・マンの文学を研究してきました。興味の対象は擬音語表現で、モチーフ研究、修辞学、認識論、言語批判など複数の観点から考察しています。
「なぜドイツ?」とよく聞かれますが、正直なところよくわかりません。偶然の出会いとしか言いようがないのですが、10代の頃からドイツの思想家にはぼんやりと憧れを抱いていたような気もします。
  何語かによらず、フィクションの世界が大好きです。特に探偵物に目がありません。その種の映画やドラマのDVDをドイツ語で見て、時にはシャドーイングもします。

最終学歴

2005年3月   九州大学文学部人文学科卒業(文学コース独文学)
2007年3月   九州大学大学院人文科学府修士課程修了(独文学専修)
2011年3月   九州大学大学院人文科学府博士後期課程退学(独文学専修)

取得学位

修士(文学、九州大学)2007年

教育活動

[担当科目]
ドイツ語

[作成した教科書・教材・参考書]
 ドイツ語は英語と同じインド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属し、両者はよく似ています。そのため中学・高校で英語を学んだ日本の学生には、実はドイツ語を学習するのに十分な素地があると言えます。英語との類似点・または相違点を意識することで、効果的なドイツ語の学習ができるよう心掛けています。

研究活動

[最近5年間の研究]
私のテーマはトーマス・マンの作品に現われる「ざわめき」の意味を探ることです。「群衆のどやどや」、「海のざわざわ」、「レコード(の音楽が終わった後の空回り)のカラカラ」などの擬音語表現は、目立たないながらも実は使用頻度が高く、興味を惹かれます。(1)そのような「ざわめき」は、物語全体や各場面でそれぞれ何を意味し、またどんな役割を果たしているのか、(2)擬音語という言語表現が好まれるのはなぜか、という点について研究してきました。
擬音語に関しては言語(哲)学・修辞学の世界では、これまでにも沢山の議論がなされてきました。今後はそうした議論も紐解きつつ、特に(2)の問題に力を入れていきたいと思っています。

所属学会
  • 日本独文学会
  • 日本独文学会西日本支部
  • 九州大学独文学会
主要研究業績
    [論文]
  • 市民的言語と〈ざわめき〉―Th.マン『ブッデンブローク家の人びと』におけるリアリズム的言語形式の限界―、『九州ドイツ文学』第21号、65-97頁
  • トーマス・マン『ヴェニスに死す』における〈道化的なもの〉―『道化者』の解釈を補助線として―、『西日本ドイツ文学』第20号、73-85頁
  • 現実の不在から生まれる詩的言語―トーマス・マンの『幻滅』についてニーチェの言語観との関連から―、『ドイツ文学』第142号、92-107頁

[その他]
第3回九州大学独文学会賞受賞

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