中教審答申「初等中等教育と高等教育との接続の改善について」(1999年)では、「入学者選抜だけではなく、カリキュラムや教育方法などを含め、全体の接続を考えていくべきであり、高等学校と大学の両者が、いかにしてそれぞれの責任を果たしていくかという観点から、両者の教育上の連携を拡大することが必要」との提言がなされ、6つの具体的な方策が示されています。本学では、そのうち、大学に期待されている3つの方策について積極的な取組を行っています。
(1) 大学入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)をはじめ、教育の理念と目標、教育指導体制、成績評価の方法、就職・進学状況などについて積極的に情報を公開する。
[本学の取組]
①大学案内冊子の配布、②Webページによる情報公開、③九州全域での高校生を対象とした進学説明会の開催、④高校の先生方を対象とした説明会の開催、によって、積極的に情報を提供・公開しています。
(2)入学してくる学生の履修歴等の多様化が一層進むことに対応して、大学教育への円滑な導入を図る工夫する。
[本学の取組]
①AO入学希望の学生に対して、個別に、それぞれの個性や能力に応じた入学前の学習指導を行い、自ら希望する将来の生き方や生活を視野に入れた入学後の学修計画について丁寧なカウンセリングを実施している。
②AO入学、推薦入学の学生に対して英語教材を配布し、入学前の基礎語学力の充実を図っている。
(3)大学の教員が高校において学問の紹介や講義を行うことや、逆に、高校教員が大学での補習授業に協力することなどの試みを一層推進する。
[本学の取組]
①長崎県立諫早商業高校(国際コミュニケーション科)とは、高大連携に基づく外国語学習に関する講義、ガイダンスを通じて、外国語と将来の職業選択について指導している。(平成19年度から)
②九州全域の高校への出張講義においては、つねに大学における外国語学習の意義、将来の職業選択の可能性について高校生の目を開かせるよう努めている。(平成21年度実績、長崎県、佐賀県、福岡県の高校、延べ20回)
③長崎県高等学校のスピーチ大会、ディベート大会に審査委員を派遣し、その機会をとらえて英語学習の意義について高校生の意識を高めるように努めている。(平成21年度実績、2回)