「巻頭句の女」は昭和33年に書かれた。俳句雑誌に投稿する女性からの投稿が止まった。同人は心配する。投稿者は施設で病状が悪化したのだろうか。俳句雑誌を主宰する石本は女性を見舞う。すると、その女性は結婚するために退院していたのだ。石本はさらに調査を進める。すると、、、。清張は俳句にも興味を持っていたのか、小倉在住の杉田久女や橋本多佳子をモデルにしたものも書いている。『菊枕-ぬい女略歴-』(昭和28年)『月光』(昭和41年)『菊枕』を読むときは、田辺聖子の『花衣ぬぐやまつわる・・・わが愛の杉田久女』もご一緒に。