Life and Advernture in Japan, 1878

1878年(明治11年)American Tract Societyの出版。著者はEdward Warren Clark。彼は、ラトガース大学を1869年に卒業した。The Rutgers Graduates in Japanの講演を行ったグリフィスと同窓ということになる。彼はグリフィスの紹介で静岡学問所の教師となるが、静岡学問所に外国人教師が欲しいと依頼したのは勝海舟であった。後に、クラークは勝海舟の本も出版している。静岡に静岡英和女学院という学校がある。この学校は元々はカナダのメソジスト教会から派遣された宣教師が1874年(明治7年)に始めたと言われているが、宣教の下地はその2年前に着任したクラークが耕していたと言ってよいだろう。この本は船から見える富士山の姿から始まる。日本語訳は飯田宏訳『日本滞在期』として講談社から昭和42年に出版されている。訳者の飯田宏は『静岡県英学史』という書物も出版している。
さて、このクラーク、静岡で2年過ごした後、東京の開成学校に移る。明治天皇・皇后に謁見する機会もあり、その際通訳したのは開成学校長の畠山義成(1874(天保13年)-1876(明治9年)であるが、彼もラトガースの同窓であった。

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