『江戸買物独案内 復刻版』渡辺書店1972(昭和47)年
これは文政7(1824)年に中川芳山堂から出版された江戸の買物ガイドである。業種ごとに屋号と所在地が書いてある。この本、池波正太郎の『剣客商売』を読んでいる内に知り、実は、古本市場に現物が出ているのだ。504,000円である。これは手が出せないので、復刻版をずっと探していたら、「日本の古本屋」に出た。買おうかどうか迷っていたら、すぐに売れた。アメリカでたまたま「日本の古本屋」のサイトを見たら、あったので、迷わずに注文した。オリジナルももう一セット出ていて、こちらは、945,000円也。ついでに『江戸買物独案内人名検索』も出ていたので買った。江戸の昔から現在まで続く老舗があって、池波正太郎の作品を読んでいると、彼もこの本を読みながら作品を書いていた様子が窺える。島崎藤村の『夜明け前』をアメリカに持って来たのだが、その時代背景も『江戸買物独案内』と重なるのだ。
写真は島崎藤村の『夜明け前』だが、やっと読んだ。