松本 真輔

プロフィール

氏名 松本 真輔  / MATSUMOTO Shinsuke
所属 外国語学部国際コミュニケーション学科
職名 教授
専門分野 日本文学(古典)

最終学歴

  • 1992年3月 早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業
  • 1995年3月 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了
  • 2003年3月 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程満期退学

取得学位

  • 博士(文学、早稲田大学)2004年

所属学会

  • 中世文学会
  • 説話文学会
  • 仏教文学会
  • 韓国日語日文学会

研究活動

  1. 聖徳太子伝:古代から現代に至るまで、膨大な聖徳太子伝が作られています。これまでは古代から中世までを中心にしてきましたが、今後は近世から現代に至る資料も扱っていきたいと考えています。
  2. 寺社縁起:日本には聖徳太子信仰を持つ寺院が少なからず存在し、膨大な数の寺社縁起が作られてきました。未整理のものも多いこれらの資料を発掘整理していきたいと考えています。
  3. 東アジアの仏教と文学:(2)と関連して、韓国や中国の寺院資料についても研究を進めています。寺社縁起や僧伝など、比較研究を行うにはうってつけの資料ではないかと考えています。

教育活動

[教育方法・内容の工夫]
教師が「教える」のではなく、学生の皆さんが主体となる「学びの場」を提供していきたいと考えています。

主要研究業績

著書
  • 『聖徳太子伝と合戦譚』(勉誠出版、2007年)
主要論文
  • 「韓国の予言書『鄭鑑録』と東アジアを駆けめぐった鄭経の朝鮮半島侵攻説」(『アジア遊学』(2013年)161号、pp.130-142)
  • 「『三国遺事』の護国思想と万波息笛説話の「波」――新羅を襲った津波と神功皇后説話」(『アジア遊学』(2013年)169号、pp.160-173)
  • 「四天王寺創建と移転説に関する縁起説話(原題:四天王寺 創建과 移転説에 관한 縁起説話)」(韓国日語日文学会『日語日文学研究』(2014年)90巻2号、pp.107-124(原文韓国語))
  • 「聖徳太子と合戦――仏教と戦争」(日下力監修『いくさと物語の中世』汲古書院(2015年)pp.69-85)
  • 『海東高僧伝』(小峯和明・金英順訳編:共著:平凡社、2016年)
  • 「通度寺における玄奘の絵画―『三蔵法師西遊路程記』と龍華殿西遊記壁画」『東アジアの仏伝文学』(小峯和明編、勉誠出版、2017年)
  • 「朝鮮半島の仏教信仰における唐と天竺──新羅僧慈蔵の伝を中心に──」(小峯和明編『日本文学の展望を拓く(1) 東アジアの文学圏』笠間書院、2017年、pp.249-264)
  • 「聖徳太子伝の日羅をめぐる諸説」(『説話文学研究』52号、2017年、pp.24-34)

※古い業績は「国立国会図書館サーチ」で検索してみてください。

訳書
  • 『鄭鑑録――朝鮮王朝をゆるがす予言の書』(勉誠出版、2011年)

社会活動

  • 韓国日語日文学会理事(2011~2013年)

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