
80年代から90年代にかけては、主に日本経済の国際的な力によって、その後は映画・文学・アニメに代表される文化的な力も加わって、世界的に日本語を学ぶ人たちが増えています。日本語を学ぶことによって日本の文化や社会を知ることができ、未知の世界への扉も開かれます日日本語生成の背景である伝統文化・風俗習慣・歴史などから現代社会のことまで多面的に深く理解することで、高度な日本語の運用力の獲得はもちろんのこと、現代日本社会の実態や問題についてさまざまな視点から捉え、考える力を養うことができます。そして、そのことを通して学習者自身の母語や文化を客観的に捉えなおし、それを人に伝える力も身に付いていくことでしょう。
日本語の特色としてあげられるのは、ひらがなやカタカナのほかに、漢字やアルファベットなど何種もの文字表記が使用されていることと、和語、漢語、外来語といくつもの言葉の集まりであることです。そのほかにも、日本語には季節感豊かな語彙やオノマトペと呼ばれる擬態語、擬声語が多く、また、敬語も著しく発達しています。そして、これらが日本語をより豊かなものにしているといえます。また、日本語は長期間比較的安定した共同体の中で形成されてきたため、お互いによく知っていることについては、発話のある部分を省略したり、断言しない形式が発達していることも、日本語の特色としてあげられるでしよう。
日本語の特徴としてあげた点一「敬語、オノマトペ、季節感豊かな語彙」などは、同時に日本語の魅力にもなっています。多彩で豊かな日本の自然が密接に関わり、日本独縛の美しい言い方がたくさんあります但比職表現や擬音語・擬態語などが多数あるのも魅力の1つでしょう。前後の状況で理解出来るなら、言葉を省略したり、また、敬語表現が発達しているため、話す相手によって敬語を使い分けていくなど、日本語表現に見られる微妙な心理やニュアンスの違いを理解していくのも日本語の面白さです。これらの日本語の特徴を通して、「日本人の行動の型」「日本人の考え方、感じ方」「国民性」なども見えてくることでしょう。
専修言語 / 日本語
日本語を勉強しながら日本語の魅力や面白さに気づいたことがありますか? 日本語は単純に韓国語と語順が似ています。しかし勉強すればするほど日本語が上手になることがどれほど難しいことなのかがわかり、また、日本語を知っていく度にその難しさより日本語の魅力が見えてきます。そうです、日本語の一番の魅力は表現の豊かさにあるのです。
日本語は言葉の選択によって話し手の性格や性別、年齢などを自由に表現することができます。そして他の言語に比べて非常に多彩なオノマトペや敬語など、いろんな魅力を持っています。これらは自分をアピールする時や話の中で相手の性格を把握する時、その力を発揮します。
日本で、「落語」と言う落語家一人の身振りと語りのみで物語を進めてゆく独特の演芸が発達した理由の1つも、このような日本語の表現の豊かさにあるのではないでしょうか。
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