〔公開講座〕ギド・フルベッキと長崎
日時 | 2020年11月7日(土) 13:00 ~ 16:00 |
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会場 | 長崎歴史文化博物館 ホール(長崎市立山1-1-1)<交通アクセス> |
第一部 | 「フルベッキ博士の生涯と日本の近代化」 ◆ 中島 耕二氏(長崎外国語大学 新長崎研究センター客員研究員) フルベッキ博士は宣教師として来日、長崎で過ごした10年間でその門下生の 中から後の政府の中心となる人材を多数輩出しました。 その後、明治新政府に出仕し遣外使節団の提言や左院・元老院法律顧問として 日本の近代化に貢献しています。 近代日本におけるフルベッキ博士の功績に ついてお話します。 (講師略歴) 1947年生まれ。東京育ち。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了 博士(文学)。元明治学院大学客員教授、シンガポール政府東南アジア研究所 (ISEAS)研究員。 専門分野:日本近代政治外交史、日本キリスト教史。 著書:『長老・改革教会来日宣教師事典』(新教出版社、2002)、 『近代日本の外交と宣教師』(吉川弘文館、2012)、『明治学院百五十年史』 (明治学院、2013)他。 |
第二部 | 「長崎時代のフルベッキ」 ◆ 姫野 順一(長崎外国語大学 副学長) フルベッキの日本近代化に与えた影響の揺籃期となる長崎における活動に ついて、バイブルクラスや英語英学教育、人的交流関係を、史資料・著作・ 古写真を用いて考察します。 (講師略歴) 大分県生まれ。九州大学大学院博士課程修了 博士(経済学)。 長崎大学教養部、環境科学部教授、附属図書館長を経て長崎大学名誉教授。 専門分野:経済学史、社会思想史、イギリス経済思想史、古写真を中心と する長崎学。 著書:『J.A.ホブスン人間福祉の経済学』(昭和堂、2011)、『知的源泉と してのマルサス人口論』(昭和堂、2019)、『古写真に見る幕末明治の長崎』 (明石書店、2014)、論文「初期高島炭坑の日英合弁会社とお雇い外国人 の役割再論」(長崎外国語大学論叢25号、2017)他。 |
申込方法 | 公開講座は、入場無料ですが予約が必要です。 こちらから専用フォームでお申込みください。(定員70名) 《申込締切》10/30(金)17:00まで ※お申込多数の場合は抽選となります。 |
主催 | 長崎外国語大学 新長崎学研究センター/社会連携センター |
お問合せ先
長崎外国語大学 新長崎学研究センター/社会連携センター
〒851-2196 長崎市横尾3-15-1
TEL:095-840-2006
FAX:095-840-2206
E-Mail:
(新長崎学)recnas@tc.nagasaki-gaigo.ac.jp
(社会連携)renkei@tc.nagasaki-gaigo.ac.jp