• HOME
  • > スペイン語、スペイン文化を生で体験しよう!

スペイン語、スペイン文化を生で体験しよう!

今の時代は、インターネットや衛星放送でその地域のニュースをその日のうちに見ることができます。Eメールで直にそこに住む人々と会話することもできます。日本に住んでいる外国人や旅行者も多く、彼らと話す機会はいくらでもあります。スペイン語コースでも、居ながらにしてスペイン語圏の人々と交流し、言葉だけではなく、生き方・考え方を生で体験できる設備とチャンスの提供を心がけています。長崎外国語大学スペイン語スペイン文化コースでは学内でじゅうぶんに異文化体験できるシステムになっているのです。
とはいえ、もちろん、スペイン語が使われている国々に行き、生活しながらスペイン語を学ぶことも色々な意味で大変有効な方法です。自分が持っている知識が現地で通用する・繰り返し練習してきた表現が通じる、そういう喜びは確実に「自信」となり、スペイン語が体の一部と感じられるようになります。それに、実際、現地でしか体感できないものもあるからです。スペインの空気なんて、スペインでしか実感できません。一度見るだけで、10回の説明で分からなかったことが理解できることが多々あるのです。
そこでスペイン語コースは、できるだけ多くの学生がスペイン語圏の国々で勉強できるよう、研修制度・留学制度を設けています。

海外セミナー

研修先:スペイン・サラゴサ市の国立サラゴサ大学・外国語としてのスペイン語コース
時期:二年次(春学期の授業+研修8~9月)
内容:スペインでの3週間の語学・文化研修、およびその準備としての授業で構成されます。出発前、春学期の授業では、スペインでの研修・生活のため に必要な心構え、生活習慣の違い、特に授業や家庭滞在で必要になる言葉について指導します。サラゴサ市とその周辺地域の歴史や文化についても充分な知識を持って味わえるよう準備をします。
留学先では、3週間のスペイン語・スペイン文化集中講座を受け、その間ホームスティをして直にスペイン人の生活を体験します。終了後、一週間程度のスペイン国内見学旅行も行います。本学教員が引率していきます。
費用:そのときの為替レートなどに左右されますが、35万円前後になります。(往復旅費、集中講座費、三食付きの滞在費、国内旅行費を含む。)

参考までに、2006年度の研修プランおよび前年度までの参加者の感想を掲載します。


2006年度の海外セミナー・プログラム

研修先  スペイン、サラゴサ大学 外国語してのスペイン語コース
期間  

8月29日~9月26日

9月特別コース

スケジュール表

 8月29日  福岡集合。出発。

  30日

  31日

9月1日

   2日

   3日

 シンガポール経由でマドリード着。市内観光。

マドリード市内観光

トレド観光

セゴビア観光

サラゴサに移動。ホームステイ(9月23日まで)

 9月4日  語学講座開始。
 8~10日  バルセロナ観光
 11~22日  語学講座
 24日  サラゴサからマドリードに移動。 午後マドリード出発
 26日  (シンガポール経由で)福岡着。解散。

   
2002年セミナー参加者の感想


H.S さんの声
スペインへの出発の日、私は不安で不安で仕方がなかった。スペイン語の語学力に自信のない私にとって、期待よりも不安のほうがはるかに大きかった。けれど、飛行機の窓の外に乾燥した大地と街並みが見えた瞬間、「憧れのスペインに来ることができた」という感動が不安を吹き飛ばした。
首都マドリッドから研修先であるパンプローナのナバラ大学まではバスで約五時間。途中、スペインらしい一面のひまわり畑を目にすることもできた。
言葉と同じくらい心配だったのは、ホストファミリーがどういう人かということだった。しかし、私がお世話になった家は、本当に暖かく私を迎えてくれた。スペイン語がうまく話せない私に、常にゆっくり、簡単な単語を使って話してくれた。「大学だけではなく、家でも、道でもスペイン語の勉強をしなさい」というのが、面倒を見てくれた女性の口癖だった。
ナバラ大学では、アメリカ人、フランス人、イタリア人、ドイツ人といった外国人の学生と一緒に授業を受け、クラスのレベルは本当に高く、私たちにとってはかなり厳しい状態であったが、毎日少しずつ理解できるようになっていくのは、とても楽しく、うれしいことだった。けれど、自分の意見をスペイン語で言うことは、相手の言っていることを理解するよりもっと難しく、自分の考えを伝えることができず、悔しい思いをすることもあった。 
一ヶ月の研修の間、マドリッド、バルセロナ、トレド、セゴビア、ブルゴスなどへも行くことができた。石造りの重厚な建物、歴史を感じさせる街並み、有名な数々の美術品、カラフルなタイル。各都市で日本とはまったく違った文化を体験した。
スペイン語やスペインの文化、生活習慣など、たくさんのことを学んだ一ヶ月はあっという間に過ぎてしまった。けれど、とても有意義なものだった。行く前は、あんなに不安だったのに、できることならもっとスペインで勉強したいとさえ思うようになった。今回、私はたくさんの人に助けられた。ホストファミリー、大学の先生、そしてクラスメートたち。言葉が通じなくて落ち込んだこともあったけれど、みんなの励ましがあったから克服できた。「間違えてもいいから話してみよう」という意欲が湧いてきた。スペインで出会い、支えてくれたたくさんの人たちに本当に感謝している。この忘れられない貴重な経験をこれからいかして、日本で勉強を続け、いつか必ずまたスペインに行きたい。


セメスター留学


時期と期間:諸般の理由により2年次秋学期か3年次春学期がもっとも適当と考えられます。期間は半年か一年間になます。
留学先:姉妹校のナバラ大学、サラゴサ大学、アルカラ大学のいずれかに留学します。この三大学以外のところに留学することもできますが、単位認定などのため、予め調査が必要になるので諸手続きが複雑になります。
内容:3~4ヶ月の語学・文化講座を受けます。スペイン語の文法・会話を中心とした語学の授業と、社会・経済・スペイン人気質・文学等のスペイン語圏の文化・文明についての授業が行われます。市内や近隣の見学旅行やダンスや工芸の体験講座等の大学企画行事に参加します。残りの期間は各自が計画して、さらに語学講座を受けたり旅行をしたり、届ければ自由にできます。
留学費用:留学先大学の語学・文化講座の学費は20万円程度です。生活費は、生活形態にもよりますが、月三食付 きで7万程度です。それに往復旅費と小遣い等を加えた金額になります。
奨学金:派遣留学生制度により派遣留学生に選ばれたものには、留学先大学の学費を留学奨学金として支給されます。一学年につき1名が派遣留学生になります。
単位認定:留学先の大学で取得した単位は、帰国後本学の単位として認定されます。(ただし、全ての単位が単位認 定の対象となるとは限りませんので、前もってコース主任に相談のこと。)留学期間は修業年限に加えられますので、きちんとした計画のもと、留学中もまじめに勉強すれば問題なく四年間で本学を卒業することができます。
住居:学生寮、ホームスティ、学生共同アパート等、学生の希望で留学先大学が手配をしてくれます。


研修先・提携校紹介

Universidad de Navarra
スペインには数少ない私立の総合大学のひとつです。カトリック系大学で教育内容の質と高さには定評があります。この大学に正規留学を希望する多くの外国人のために設けられている「スペイン言語文化センター」が留学先になります。このセンターではいろいろなレベルのスペイン語講座とスペインを知る上で必要不可欠な社会、経済、制度、芸術などのあらゆる分野のスペイン文化を教えるいくつもの講座があります。その内の一部を履修することになります。同大学とは姉妹校関係にあるので、特に本学の学生には柔軟な対応がとられています。
所在地のパンプロナ市は、ピレネー山脈近くの風光明媚な地方都市です。当地のサン・フェルミンの祭りが描かれているヘミングウェイの「陽はまた昇る」の舞台としても知られています。歴史的にも重要で、日本にキリスト教を広めたフランシスコ・ザビエルの居城であったザビエル城も近郊にあります。

Universidad de Zaragoza
サラゴサ大学は緑豊かな地方都市サラゴサにあり、1474年に創設されたスペインでも有数の名門国立大学です。その付属機関として設けられた外国人のためのスペイン言語文化講座で学ぶことになりますが、長年にわたるスペイン語教育の実績があり、質と高い教育が咜メできます。夏の間はピレネー山中の避暑地ハカ市にある大学付属の夏季研修所で行われる一ヶ月コースがあります。セメスター留学する学生や夏休みにスペインに行く学生にはお勧めです。
サラゴサ市は、アラゴン地方の同名県の主都で、この地方の商工業、交通および文化の中心地です。日本の自動車会社が公害に工場を持っているので、知日派の多い土地です。歴史的にも重要で、先史時代のイベリア族の都市で、、ローマ時代、イスラム時代にも栄えた後アラゴン王国の首都でもあったところです。やはり古い歴史を持つハカ市は、近隣の裕福な人々や外国人が昔から多く避暑に行く自然が豊かで気候のいい勉学には最適なところです。

アルカラ大学
アルカラ大学は、500年以上の歴史を持つスペイン有数の国立大学です。付属のアルカリングアAlcalingua語学校は、外国人へのスペイン語教育の分野では、教育・研究両面においてスペインの中心的な役割を果たしています。年間を通じでいろいろなニーズに応えられるよう短期・長期のスペイン語学文化講座が開かれ、質の高い教育が行われています。スペイン語教師のための講座には、スペイン国内だけではなく外国からも多くの学生が集まってきています。
アルカラ市は、マドリードから30キロのところにある中世の面影を色濃く残す歴史的な街です。セルバンテスの生家や、こうのとりが巣を作る教会の塔などがある旧市街地は、最近世界遺産に指定されました。

 

携帯電話をご利用の方は、こちらのQRコードを読み取りアクセスしてください。