8. 就職率100%を目指すキャリア教育と就職活動支援プログラム

目的

経済のグローバル化、経済・社会の急激な変化が進展するとともに、産業構造、就業構造の変化が生 じ、職業に必要な知識やスキルが多様化・高度化している。また、非正規雇用が増大し、大学を卒業しても職業人として家庭を維持する十分な収入を得られないなど、様々な問題を生じている。
長崎外大は、このような状況に対応すべく、2005 年から「キャリアプランニング」を正課として導入 し、2009 年には教育課程の一部に観光・ホスピタリティや通訳・翻訳などの領域で職業教育を開始した。 また、就職活動の支援を充実し、2011 年からはジェネリック・スキルとしての「就業力」の養成に取り 組んでいる。
今後とも大学内の組織間の有機的な連携を図り、教育課程を通じて「学生が卒業後自らの資質を 向上させ、社会的及び職業的自立を図るために必要な能力」を養成し、職業教育と共に効果的なプログラムによって学生の就職活動を支援し、就職率 100%を目指す。

目標

(1)本学が育成を目指すべき人材像を「グローバル化が進む世界において、日本人として主体的に物事 を考え、言語、文化、価値観の異なる人びとに自分の考えを効果的に伝え、その差異を乗り越えてお互いを理解し、新しい価値を生み出すために一致協力して行動に踏み出すことができる人材」と して定め、グローバル人材の育成を目指す(戦略2)。
(2)地域社会、産業界等、家庭・保護者、関連行政機関との連携を推進し、それぞれのニーズの把握に努めるとともに、キャリア教育、就職支援プログラムの一層の充実を図る。
(3)学生の個性や多様性を尊重しながら就職支援に関する満足度を高め、数値目標を設定して就職率の向上を図り、就職率100%を目指す。

改革のポイント

(1)「キャリア教育」、「職業教育」、「就職活動支援」を明確に区別し、その責任主体を明らかにした上で大学内の組織間の有機的な連携を図る。
(2)教授会と連携した全学的就職支援体制の整備と効果的な支援プログラムの充実を図る。
(3)地域社会、産業界等と連携を図り、それぞれの人材ニーズの的確な把握に努める。
(4)外国人留学生の就職支援で成果を上げるための調査・研究を行う。
(5)年度ごとに就職率目標を定め、PDCA により、就職活動支援プログラムの充実を図る。
(6)キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)、産業カウンセラー、キャリア・ディベロップメン ト・アドヴァイザー(CDA)などの資格取得を通じて、就職担当スタッフの専門的知識とスキルの養成を図る。

実現のためのプロジェクト

(1)キャリア教育の充実のためのプロジェクト
(2)職業教育としての専門教育プログラム、教職課程改革プロジェクト
(3)効果的な就職支援プログラム開発プロジェクト
(4)地域社会、産業界等、家庭・保護者、関連行政機関との連携推進プロジェクト

参考資料
〇大学設置基準 第 42 条の 2
大学は,当該大学及び学部等の教育上の目的に応じ,学生が卒業後自らの資質を 向上させ,社会的及び職業的自立を図るために必要な能力を,教育課程の実施及 び厚生補導を通じて培うことができるよう,大学内の組織間の有機的な連携を図 り,適切な体制を整えるものとする。

〇「大学教育の分野別質保証の在り方について」(日本学術会議、2010 年7月)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-k100-1.pdf

〇「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について」(中央教育審議会答申,2011 年 1 月)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1301877.htm
「キャリア教育」とは、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や 態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」である。
「職業教育」とは、「一定又は特定の職業に従事するために必要な知識、技能、能力や態度 を育てる教育」である。(p.16)

 

 


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