7. 学生の多様なニーズにこたえる学生支援の推進

目的

大学進学者数動態上の、いわゆる「ユニバーサル・アクセス」段階を迎えた今、多様な学生が入学するようになってきている。学生支援の充実にあたっては、「教員中心の大学」から「学生中心の大学」への転換を図り、学生の視点に近い位置に立ち、学生支援の充実やサービス機能の向上に努める必要がある。学生支援には修学支援、生活支援,留学生支援が含まれるが、それぞれの領域において学生の多様なニーズを個別かつ適切に把握し,学生支援に係る関係部署及び教員アドバイザーがそれぞれの役割・機能を明確化した上で,有機的に連携して行えるよう学生支援体制の整備と充実を図る。

目標

(学生カウンセリング)
(1)学生が相談しやすい環境づくりに努め、対人関係,学修上の問題、経済的問題等、多様化した学生 からの相談や悩みへの適切な対応及びカウンセリング体制を充実する。
(2)学生相談に関わる調査・分析を実施し、カウンセリングの充実に活用する。
(学生生活・修学支援)
(1)学生の多様性(社会人、留学生、障害学生等)、学習・生活習慣に課題がある者の個別ニーズを適切に把握・支援する。
(2)経済的に困難な学生が修学を断念することがないよう、大学の財政を圧迫しない範囲で奨学金制度やワーク・スタディ等の経済的な生活支援体制の充実を図る。
(3)学生の学修状況、特に長期欠席者の実態や退学者の進路等に関する実態等の把握に努め、状況に応 じた修学・生活支援を行い、数値目標を設定して退学者の低減を図る。
(4)ボランティア等学生の自発的活動による社会貢献の推進を図る。
(5)クラブ・サークル等学生の自主的活動に対する支援体制の整備充実に努める。
(6)課外活動施設、福利厚生施設の整備に努める。

改革のポイント

(1)教員アドヴァイザ―の役割・機能を明確化し、FD活動を通してカウンセリングの能力向上を図る。
(2)学生相談窓口の役割・機能を明確化し、SD活動等を通して担当職員のカウンセリングスキル向上を 図る。
(3)学生支援を充実するために関係部署・担当者が有機的に連携できる仕組みを構築する。
(4)学生支援の一層の充実を図るために、学生支援分野における改善のためのデータを収集し、数値化・可視化する。また、評価指標として管理し、その分析結果を活用する。

実現のためのプロジェクト

(1)学生支援連携体制の構築プロジェクト
(2)プロジェクト
(3)退学者低減対策プロジェクト

参考資料
〇『大学における学生生活の充実方策について(報告)―学生の立場に立った大学づくりを目 指して―』(2000 年 6 月、文部省高等教育局)
〇中央教育審議会答申「我が国の高等教育の将来像」(2005 年1月)
〇「大学における学生相談体制の充実方策について―「総合的な学生支援」と「専門的な学生 相談」の「連携・協働」―」(日本学生支援機構    2007 年)
(http://www.jasso.go.jp/gakusei_shien/documents/jyujitsuhousaku.pdf,2011.02.26.)
〇『新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム事例集』(独立行政法人日本学生支援機 構    2008)
(http://www.jasso.go.jp/gakuseisien_gp/documents/jireishu_p.pdf,2011.02.14.)
〇学生支援に関する各種調査
http://www.jasso.go.jp/statistics/index.html
(独立行政法人日本学生支援機構)

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