キリスト教主義教育

長崎外国語大学は、キリスト教精神に基づいて教育を行う目的で設立されました (学則第一条)。それゆえ、研究・教育活動の基礎として、キリスト教教育プログラムを実施しています (学則第二条)。以下にそのあらましを紹介します。これらのプログラムの実施・運営は、宗教主任ならびに宗教委員会が担当します。

1. 宗教主任

宗教主任は、キャンパス内のキリスト教教育や宗教生活指導の担当者です。宗教主任には、だれでも、どんなことでも相談にのってもらうことができます。オフィスアワー(教員が研究室にいる時間)中に宗教主任室(319)を遠慮なくたずねてください。

2. キリスト教科目

キリスト教科目は、キリスト教について教養的な知識を提供する科目です。本学のカリキュラムには、キリスト教および聖書に関する「キリスト教学I」「キリスト教学II」という必修科目が設けられています。

3. チャペル・アワー

チャペルアワーは、建学の精神を確認するとても大切な学校礼拝の時間です。信者であるなしにかかわらず、すべての学生・教職員に開かれています。どなたでもおいでください。

  • 開催時期 : 授業期間中(最終週を除く)
  • 時間:毎週水曜日 2時限目(10時40分~11時25分)
  • 場所 : ホール (411)
  • 内容 : 前奏・賛美歌・聖書の朗読・奨励 (お話)・お祈り・後奏

奨励は、宗教主任をはじめとする教職員や市内のキリスト教会の牧師等が担当します。
チャペルアワーはキリスト教学I・IIの授業外学習の一部でもあるので、毎回出席をとります。
参加に際しては以下のマナーを守ってください。
1)開始時刻に遅れない
2)ホールでは帽子を脱ぎ、私語は慎む。
3)お祈りのときは、心静かにお祈りに心を合わせる。
お祈りの最後には「アーメン」(Amen, 「誠に、確かに」の意)と唱えられます。みなさんも一緒に「アーメン」と唱和してください。

過去のチャペル・アワーの記録

※2005年~2012年度の記録は、「チャペル通信」バックナンバー(15~22号)に掲載されています。

賛美歌「せかいの友と」について

世界キリスト者の連帯を歌った日本の賛美歌です。
この歌は、第14回キリスト教教育世界大会(1958年夏、東京で開催)の大会歌で、同大会のスローガン「キリストは道であり、真理であり、命である」をテーマとしています。
本学のスクールモットーや教育理念もこの賛美歌に表れているので、本学では入学式や卒業式をはじめ、毎回のチャペルアワーでこれを歌っています。
作詞者山口徳夫(やまぐちとくお、1900-95)は長崎県に生まれ、鎮西学院在学中に受洗、青山学院神学部で学び当時の日本メソジスト教会の牧師となり、千葉、山梨、静岡、北海道各地の牧師を歴任、1937年以降は豊橋教会牧師として晩年まで在任しました。

4. 主な年中行事

  • 宗教オリエンテーション (新入生対象) …4月上旬
  • クリスマス礼拝 (各言語によるクリスマスソングのコーラスなど) …12月

関連のあるお知らせ

現在、関連のあるお知らせはありません。